ガラスの卵

作詞 徳美
作編曲・歌 ルナ


 

ガラスでできた透明な卵 
どんな冷たさも熱さも届かない 

目を閉じて 息を殺したら 
毎日をじっとしてれば誰もみな傷つかない 
酸素もなくならない 

こんなに小さなこぶしで壊せた 
気が付いた あなたのおびえる目から 
ガラスの雨降り 全身に刺さる 
けれどもほらね生きているわ 


動かせずにいた 身体もいつか 
歩くことくらい なんでもなくなった 

伸ばす手を 強くたたかれて 
汚いと教えられていた いつかそこに1人立つと 
知って未来が怖くて 

こんなに小さなこぶしで壊せる 
でもそれもあなたに逢えたからね 
突き破った腕 上手に抜けずに 
新しい傷にふるえても 


本当は泣きたい 
泣いて崩れたい 
私じゃなくなって眠りたい 
ガラスの卵を壊したときから 
本当の自分が騙せない・・・